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矯正歯科で保険や医療費控除は使えるか

 矯正歯科は皆さんご存知のとおり、まとまった大きな費用が発生します。

これは、ほとんどの場合保険適用外となり、10割負担となるためです。

私も約5年間、矯正を行ってきましたが、治療費を減らせないか検討してきました。 その内容をお伝えできればと思います。

※2020年時点での情報です。

※条件より再現が難しい可能性があります。 

 

■保険適用は可能か。

まずは「保険適用になるか」です。

ほとんどの方が適用にはならない前提で考えていると思いますが、保険適用になり得るケースはあります。  私の場合、それを検討する機会がありました。

矯正スケジュールを担当医と検討している時、担当医から以下のようにありました。 

1.顎の手術をした場合、その後の矯正治療費(手術費含め)は全て保険適用内になる。具体的に総費用の半分くらいになる可能性がある。ただし、2週間の入院が必要になる他、味覚に何らかの影響が出る可能性がある。 

2.1の手術は行わず、一般的なワイヤー等を使った治療となる。 保険適用外となるため、全額実費負担となる。

手術の可能性があるのは、私の顎が小さかったためだそうです。 上記はあくまで「本人の意思を聞いている」だけで、最終的な判断は教授の判断の下行われるそうです。

私は悩みましたが、最終的に2を伝えました。

2週間の入院が仕事上難しかったのと、何より味覚が変わる可能性がある事が怖かったためです。  もし、2が適用されていれば、トータル費用は半分以下になったそうですが、 味覚など、健康には代えられないと思いました。

結果、2の通常となり保険適用はされませんでした。

 

■高額医療費控除は使えるか

次に高額医療費控除が使えるかについてです。

これは、国の制度で年10万円以上の治療費がかかった場合、10万円を超えた分だけ控除が発生するというものです。

結論から言うと、私の場合は適用となり、確定申告で一部費用が返ってきました。

なぜ矯正歯科で保険が適用されない、高額医療費控除が適用されないかというと、主に美容目的であるためです。 つまり、健康上何らかの問題があれば適用になります。

私の場合、噛み合わせが非常に悪く、歯を磨けない隙間が虫歯になるなど健康上の被害が発生しておりました。  そこで、担当医に診断書を書いてもらい確定申告したところ、一部の費用が戻ってきました。

※診断書に3000円ほど費用が発生しました。

ただ、高額医療費控除は年間で10万円を超えた費用が対象という部分がポイントになります。

矯正歯科は最初に装置を付けるタイミングで大きな費用(例:20万円)が発生し、ワイヤー締め直しの期間は細かい費用(1回7000円?)が発生します。  つまり、最初の大きな費用を確定申告しないと効果が薄いです。

確定申告は5年遡って申請は可能ですが、 私は控除されないと当時思っており、領収書を捨ててしまっておりました。 そのためあまり大きな額は控除されなかった事を悔やんでおります

 

■その他の費用負担案

医療費のため削減出来るポイントは少ないですが、 クレジットカードで支払う事は大きな効果があります。  一般的に100万円ほど費用が発生しますが、還元率1%のクレジットカードを使った場合、 1万円のポイントが返ってくる事となります。

そのため、選択可能な範囲でクレジットカードが使える病院を探すのがオススメです。  最近は自動精算機の導入により使えるところが多くなったイメージです。 カウンセリングに行った際に確認される事をオススメします。

■クレジットカード案の候補

既にお持ちのカードがブランド上使えれば問題ないと思います。 もし、還元率の高いクレジットカードを持っていない場合には、 以下の無料のカードを作成されると良いでしょう。

リクルートカード  年会費無料、還元率1.2%リクルートのサービスやPonta系列で使えます。

楽天カード  年会費無料、還元率1%で楽天サービスや楽天ポイント系列、楽天Pay対応店で使えます。

エポスカード(ゴールド)  年会費無料、通常のエポスもゴールドも還元率は0.5%と低いですが、  ゴールドは50万円、100万円と年間で使った場合ボーナスポイントが出ます。  カードを作る際はポイントサイトを通して契約する事を忘れずに。 1000~10000円相当のポイントが別途付与されます。